当校OBの皆様
2007年4月から校長をさせて戴いている杉山泰成です。
皆様においては、実社会に出て、お元気に大活躍のことと思います。現在、当校の卒業生(専門科34期)が自転車で世界旅行をしています。彼は、その旅路であったことを克明にブログに書いているのでご紹介します。私も井戸上君のブログをいつもとても興味を持って読んでいます。
読んでいると、まさしく、自転車での世界旅行で、“チャレンジ”とそのための“日々の努力(苦労)”、そして“感動”をひしひしと感じます。是非、この“感動”をOBの皆様にもお伝えしたく思い、ここにご紹介するものです。
彼のブログを見るには、Mixiに入り、“自転車海外旅行しとる”で検索するとアクセスできます。
以下は、井戸上君から当校の在校生へのメッセージです。
ご一読ください。
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在校生の皆様、はじめまして、34期の井戸上洋太郎と申します。
私は自転車で世界一周旅行をしています。
私は高校3年生の進路を決断せねばならぬ時に、この学校を選んだのはバイクでの旅行が好きだったからです。
学校に入学してすぐに分かりました。 私は整備が好きなのではなく、旅行が好きなのだと。しかし、授業はとても楽しかったです。 レポート、テストは大変でしたが、個性的な先生が多く、友達もたくさんできてとても楽しい学校生活を送りました。
私はスズキ自販北陸という会社の整備士になりました。 スズキのジムニーが好きだったのでスズキにしました。収入面で満足できなかったので、半年で辞めました。仕事はとてもやりがいがあり、とても充実していました。しかし、私には自転車で世界一周したいという目標がありました。
私は専門2年生の夏(2005年)にオフロードタイプの125ccのバイクで日本一周しました。 人生で一番楽しかったです。自転車で日本一周している同い年の方や、世界中旅行した方に出会い感銘を受けました。このころから自転車で世界一周したいと思うようになりました。その後、バイクを売り自転車を買い、西国分寺から自転車通学しました。往復44kmでした。
スズキ退職後旅行資金を稼ぐために、液晶テレビの部品会社の派遣社員として働きました。その後、愛知県のトヨタで2年間期間従業員として働きました。ラブ4、バンガード、ウィッシュの右エンジンマウントの組み立てをしました。社会人3年間で450万円貯めることができ、去年6月にやっと海外自転車に出発することができました。今、私は本当に来て良かったと思っています。
在校生の皆様にお伝えしたいことは、目標があれば頑張れるということです。
皆様にはチャンス(可能性)があります。
外国にはチャンスがない人がいます。
しかし皆様にはチャンスがあります。
やりたいことが決まっている方は全力でそれに取り組んでください。
まだ決まっていない方は探してください。
私は今年インドのコルカタまで行きます。
マザーテレサの「死を待つ人々の家」でボランティアします。
私はトヨタ自大が大好きです。とても大切な2年間でした。
在校生の皆様の成功を心から、遠くから祈っています。
2010/1/11
中国広東省広州より。 井戸上洋太郎