コンクール
トヨタ店 第30回全国トヨタサービス技術コンクール

故障診断競技 優勝

札幌トヨタ自動車株式会社 
2001年卒(整備科29期) 
日向崇志さん

私は、2001年に卒業後、札幌トヨタ自動車㈱に入社しました。
入社した1年目の9月に社内技術コンクールがあり、出場させて頂きました。そこから、いつかサービス技術コンクールに出場したいと思うようになりました。
そして今回、多くの方のご指導、応援等があり、第30回全国トヨタサービス技術コンクール、故障診断競技で優勝させて頂く事が出来ました。
技術コンクールは、実技、学科だけではなく、お客様への応対力も必要とされています。実技も学科も基礎がとても大切なのですが、その基礎の多くは学生時代に身につけたものでした。全国大会出場を目指すうえで、学生時代のレポートを読み返す事もありました。そして、全国大会では、同じ会社に就職した29期で同じクラスの石川君が私の技術トレーナ(先生)として、お客様応対力の向上等、様々な手助けをしてくれました。
思い返すと、高校は普通科を卒業し、ガソリン車とディーゼル車の違いが解らない程、車の事は全く分からない状況の中、日整校(現・トヨタ東京自動車大学校)への進学でした。不安もありましたが、この学校で多くの車好きの仲間と先生方に出会い、就職した今の会社で、先輩方からのご指導があって今の私があると思います。
「日整校(現・トヨタ東京自動車大学校)で勉強できて本当に良かった」と心から思います。後輩の皆様、学校で勉強したことは、必ず役に立ちます。たくさん勉強して、お客様から信頼されるエンジニアになってください。)


メンテナンス競技 準優勝

神奈川トヨタ自動車株式会社 
2006年卒(1級修士科3期) 
山口真さん

2006年に1級修士科を3期生として卒業し、神奈川トヨタ自動車株式会社に入社しました。1級修士科を卒業したプライドがありましたが、実際はなかなか思うように行かず、挫折したこともありました。そんな時、異動先の店舗のエンジニアリーダーが技術コンクールで全国優勝した方で、指導を受けていくうちに目標の先輩となり、そんな先輩を越えたい気持ちで技術コンクールにエントリーしました。
サービス本部での訓練を経て地区大会に挑み、結果は準優勝でした。全国大会へのキップを手に入れ、最高の状態で全国大会に挑み、準優勝することが出来ました。訓練中は気付かなかったですが、今は自分が想像していた以上に成長したと感じています。
訓練期間中にトレーナーから学んだことは「教わるでななく、学ぶ大切さ」です。
教わったことだけをこなすのではなく、自分で考え実践すること【自学自習】の大切さを改めて感じました。
学校の授業で一つのシステムについて深く研究してことがありましたが、この授業内容こそが自学自習の基盤だったと思います。
東自大では充実した設備、より実践的な指導をしていただける先生方、生徒の自主性を養う教育カリキュラムがあり、今の自分があるのはこの学校を卒業したからと言っても過言ではありません。
在校生の皆さまへ伝えたいことは、「より高い目標に向かって努力することが、成長への第一歩」です。
常に目標を持ち1日1日を大切にし、充実した学生生活を送って下さい。